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2012'02.18 (Sat)

ここまで来た!うつ病治療

2月12日のNHKスペシャルで「ここまで来た!うつ病治療」をやっていました。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/120212.html
私にとってはびっくりの新事実がたくさんありましたので、日数が経ってしまいましたが内容をかいつまんでご報告!

現在、国民病とも言われ、患者数は100万人を超えているうつ病。
最近では大分「脳の病気」という認識が広まってきました。
その脳に直接磁気刺激を与えて症状を改善させるという治療方法がアメリカで進んでいます。

まずは、経頭蓋(けいとうがい)磁気刺激という、うつ病専用に開発された装置を頭にあて、強力な磁気を発生させて治療する方法。
投薬で効果が見られなかったうつ病患者のうち、7割の患者に劇的な効果がみられるそうです。
現在全米400か所の医療機関で導入されています。

更に、手術で患者の脳に電極を埋め込み脳の働きを改善させる治療も進んでいます。
これは脳深部刺激(DBS)といい、カナダ・スペインでも研究が進んでいるそうです。
こちらも実際に治療を受けた75%が症状を改善させています。

うつ病の人は健康な人に比べ、脳の前頭葉の血流量が少なくなっており、一方でへんとう体(不安や恐怖、悲しみなどネガティブな感情が生まれる場所)の働きは活発化されている事がわかっています。
そのへんとう体の動きを抑制させ、DLPFC(判断や意欲に係る場所)をよい状態に保たせようとする取り組みなんだそうです。

日本では、神奈川県精神医療センター芹香病院で、安全性と有効性を確かめる研究の一環として、薬を1年以上投与されて改善されていない等の条件を満たした方に磁気刺激を行っていますが、基本的にはまだ認可が下りていないため後数年は普及するのに時間がかかりそう・・・。

その他、日本では光トポグラフィー検査が最近行われるようになっており、今まで診断が難しかった「うつ病」と、それに似た統合失調症、双極性(そううつ)障害とを見分けられるようになってきました。
この検査は、現在全国13か所で実施されています。

これは、脳内のDLPFCやその周辺を血液量の変化から調べる装置で、言葉を考えている時の脳の血液量で、うつ病かそうではないかが見分けられるんです。
今までは、特に双極性(そううつ)障害との見極めが難しく、最新の研究では、うつ病と診断された実に4割以上の患者が実は双極性(そううつ)障害だという事が明らかになっているんだそうです。
(確かに、そう状態の時には受診しにいかないですもんね。)

この誤診が問題なのは、命にかかわる事がある事。
抗うつ薬には、落ち込んだ気分を高める作用があるので、双極性(そううつ)障害の人がこの薬を服用すると、極端に気分が高揚し、危険な衝動にかられる場合があるのだそうです。

そして、やはり言葉も大事だった!という事も言われておりました。
認知行動療法で訓練を重ねると、悲しい気持ちになっても前向きに考えられるようになりDLPFCが活性化し、へんとう体にブレーキをかけ、うつ病の症状を抑えると紹介されておりました。
失敗した事に注目するのではなく、前向きな気持ちにスイッチを入れるんですね。
やはり、楽しい事にフォーカスをあて、言葉を大事にする事は大事

あなたの周りにもしうつ病に悩んでいたり、治療法に戸惑っている方がいらしたら日本でも上記方法もあるんだという事を教えてあげて下さい。

そして、みんなでDLPFCを鍛えましょう
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テーマ : メンタルヘルス・心理学 - ジャンル : 心と身体

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